2015年10月3日土曜日

国体 ブルーインパルスの演目について(初心者調べ)

お隣の和歌山県にブルーインパルスが来るということで、
興味があったので見に行こうか悩んでいろいろ調べました。

アクロバット飛行って、どんなんだろう!?
どこからなら見えるかな!?

…結局行かないことにしたのですが、
いつか行くことにした時のためにメモしておきます。

※基本的には2014年と2015年の国体の事例を元に記載しています。



ブルーインパルス
アクロバット飛行をしてくれる自衛隊の青色の飛行機です。

特に飛行機に興味はなかったのですが、
東京で飛んだときや姫路城で飛んだときの、
綺麗な5本の飛行機雲に魅せられて好きになりました。




(画像はいずれもお借りしたもの)
こちらは
「さくら」という演目とのこと。
かっこいいですね。

飛行機乗りになりたいなぁ。
それか電車のダイヤが乱れた時に修正する人か校閲する人になりたかった。




このブルーインパルスを見るためにはどうしたらいいか。
身近で見られる機会がごくたまにあります。

国体の開催県が付近にある場合です。


毎年違う県で開催される国体。

2012年 ぎふ清流国体
2013年 スポーツ祭り東京2013
2014年 長崎がんばらんば国体
2015年 紀の国わかやま国体

4年分遡って調べましたが、いずれにもブルーインパルスは登場しています。
開会式の日ですね。

次の国体(岩手)に来るなら見たいなぁと思っている方は、
以下3点、春頃から気をつけておいた方がいいですね。

(1)次の開催県の国体用のHPを見てみましょう。
  県のHPの他に、国体専用のHPがあるはずです。

(2)HPの新着情報にあたる欄をこまめにチェックしましょう。
  ブルーインパルスが登場することが決まったら、そこに出ると思います。
  (ただし詳しい時間は、本番の何週間か前までわからないと思います。)
  または県の記者発表資料の方でも確認できるかもしれません。

(3)開会式会場の申込みがいつまでかチェックしましょう。
  長崎・和歌山の様子からすると、開会式会場への入場申込は
  6月末に締め切っているようなので直前に行くことを決断しても会場には入れないっぽいです。


といっても、今の段階では次の国体にブルーインパルスが来るのかどうかも、
開会式に入場券が必要になるのかも情報が出ていませんので、
あくまでこの2年だったらそうでしたよ、という話ですから悪しからず。
(2011年の国体にはブルーインパルスは登場しなかったようです。)


まぁ開会式会場にこだわらなくても、空を飛んでいるんだから、
近隣からなら見えるので、入場券を入手できなくても諦める必要はありません。

でも飛行ルートのわからない中、写真を撮れるスポットに検討をつけないといけないですし、
会場から離れるので、いつ飛んで来るか正確にわからずずっと空を見上げていることになりますから、会場で見るのが一番楽だとは思いますが。

もし会場以外から見るという場合は、
(1)飛んでくる基地の方向
(2)会場の立地
(3)貴賓席の位置
(4)通行規制の情報
このあたりを調べておいて、予行飛行に臨めば良いかなと思います。
※前日くらいに予行飛行があるので、お天気がよければ本番と2回チャンスがあります。

わかやま国体では、浜松基地から飛んできたそうです。
そして貴賓席は東向きだったそう。
こういう情報を元に、近隣の開けた場所か高い場所を探しましょう。

貴賓席がベストポジションという情報が
本当なのか、ただの偶然なのかは隊員さんでないとわかりませんが、
現実、東から西にサンライズという演目があったそうです。

あと、
(5)時間 も注意したいところですね。
太陽の位置によって良い写真を撮れる位置も変わってくるでしょうから。

でも、そんなとこまで考えて予想を外してしまったら、私なら泣いちゃいます。


そうこうして観覧場所を定めておいて、
開会式前の予行飛行で見え方を最終確認です。
もし予行飛行に行けなくても、twitter等で目撃情報が入るはずです。
その情報をもとに当日の予測をするのが確実かと思います。

私の場合、
予行飛行の日が悪天候でほとんど飛ばず、
どこなら見られるかという予測を立てられるほど情報が入ってこなかったという点と、
アクロバット飛行はないのですぐに終了するだろうという情報があったことから
和歌山まで行くのは止めておきました。

交通規制されている中、撮影スポットを探せる土地鑑はありませんし、
そもそも当日もお天気良くなさそうでしたからね。


で、演目の予想ですが…
アクロバット飛行ってどんなのを見せてくれるんだろうって思いますよね。
でもたぶん、国体の場合はアクロバット飛行はしてくれない可能性が高いです。

あ、特に飛行機オタクというわけではない一般人ですので、些細な表現違い等はご容赦くださいね。
(よく知っている人は私なんかのブログには辿り着かないから大丈夫ですよね…)


←2015年和歌山の表記

ブルーインパルス登場後、
お客さんがたくさん帰ったと聞きました。
ブルーインパルスお目当ての人が多かったんですね。






←2014年長崎の表記











「アクロバット飛行はありません」と国体HPに記載されていたら、
アクロバット飛行はないです。
アクロバット飛行の定義は後述します。

じゃあ何が見られるんだ?と言いますと、

サンライズ(放射状に広がる飛び方)と
ナイフエッジ(なんか横から1機くるやつ)の可能性が高いです。

ここ数年、国体の時にはこの2種目を行ってくれているようです。
時間にしてそれぞれ数十秒程度。


ブルーインパルスは、
天候(雲の高さ)や演じる場所によって演じられる演目が決まっているようです。
空域に制限がある場合や飛行場以外の会場で行われる展示飛行では、視程が5キロメートル以上確保でき、シーリングが3000フィート以上ある場合に「編隊連携機動飛行」と呼ばれる展示飛行が実施される。バンク角が90度を超えないような水平系の演目や、航過飛行(フライバイ)などを組み合わせた内容となる。

wikiより。ちょっとわかりづらい。。。

基本的に飛行場ではない場所では、
アクロバット飛行は行われないものと思っておいた方がいいですね。

(あれ、じゃあ姫路城の補修完了の祝賀飛行もアクロバット飛行じゃなかったのかな??
10分くらい時間を取ってくれていたから編隊連携機動飛行の演目がたくさんできただけなのかも??)


ただ、ややこしいことに、
ニュースサイトなどでは「国体でブルーインパルスのアクロバット飛行が決定」と表記されたりします。
私も和歌山のニュースサイトにそのような表記があったので、
アクロバット飛行をしてくれるのだと思っていたのですが、
やっぱり違いました。
誤解を招くような書き方をメディアの方がするなんて…
(国体のHPにはちゃんとアクロバット飛行じゃないよと書いてくれていました)


ブルーインパルスを巡る表記には色々ありまして、
展示飛行
祝賀飛行
アクロバット飛行
ちょっと調べただけで、これだけ出てくるのですが、
コアなファンの方以外は使い分けをちゃんとしてくれていません。

一体自分が見に行く際の演目はどんなものになりそうなのか、
公式サイトと過去の傾向から予想するしかないですね。

ブルーインパルスファンネットさんのページが一番詳しいような気がするので
気になる方は検索してみてください。(以下引用。)


ブルーインパルスの展示飛行は、アクロバット飛行、編隊連携機動飛行、航過飛行に分類することができます。
 アクロバット飛行とは、航空法第百九十七条の三に定められる曲技飛行、を含む展示飛行です。航空法百九十七条の三で、曲技飛行は、宙返り、横転、反転、背面、きりもみ、ヒップストールその他航空機の姿勢の急激な変化、航空機の異常な姿勢又は航空機の速度の異常な変化を伴う一連の飛行とする。と定めれらています。
 編隊連携機動飛行は、アクロバット飛行は行わないが、迫力のある機動飛行を見せてくれます。航空祭で戦闘機が見せてくれる機動飛行がありますが、これを編隊で行うのが編隊連携機動飛行であり、ブルーインパルスならではのものです。編隊飛行に、ファンブレイク、チェンジオーバーターン、デルタ360°ターン、オリジナルレベルキューピッド、ナイフエッジなどの機動飛行が織り交ぜられた展示飛行です。宙返り、横転、反転、背面などを含む曲技飛行課目は行われません。
 航過飛行は、フォーメーションの様式を見せる編隊飛行です。デルタ、リーダーズベネフィット、スワン、ポイントスター、エシュロン、トレイルなどの編隊飛行が行われます。
む、むずかしい…

ともかく、祝賀飛行でアクロバット飛行じゃないと書かれていて、
かつ時間も何分間とかかかれていなければ、
本当にお祝い事に花をそえるくらいの一瞬の登場ということだと思われます。


もちろん国体以外でも、ブルーインパルスは見ることができます。
というかそっちがメインです。
基地でやっている航空祭です。
スケジュールが載っているので、興味のある方は→公式HP

そちらなら、アクロバット飛行をしている可能性が高いので、
アクロバット飛行を見たい!!という人は航空祭の情報をゲットしましょう。

ですが、一般人が航空祭に行くことってそんなにないので
身近に見れるチャンスといえばやっぱり近くで行われる国体の時だったりします。
一度でいいからブルーインパルスを見たい!という人なら、国体を狙えば良いかと思います。