2015年7月12日日曜日

雲海テラスへの出発時間!(北海道旅行その3)

雲海が見たかったので、
星野リゾートトマムに宿泊し、朝から山の上まで行ってきました。

旅行雑誌によく載っている星野リゾートの雲海テラス↓

雲海は自然のものなので、見られるかどうかは運次第。

しかも公式サイトに載っているような見事な雲海はかなりレアですから、
1泊しただけで見られたら超高校級の幸運の持ち主です。

兵庫の竹田城でも薄い雲海しか見られなかった普通級の幸運の私ですので、
今回もきっと薄い雲海なのだろうなぁと思いつつ、
それでも期待を胸にゴンドラに乗り込むのです。

これから行かれる方のためにレポをば。

1 雲海テラスの場所
星野リゾートトマムからゴンドラで雲海テラスにいけます。
別に宿泊客でなくてもゴンドラに乗れますし、雲海テラスにいけます。
ただ、トマム駅周辺に宿泊施設等はほとんどなかったので、
遠くから夜明け前に運転して来るよりは、宿泊しておく方が安全だと思います。

2 雲海を見られる確率が高い時間帯
朝一です。
せっかく朝一で雲海ができていても、日が登るとともに霧散してしまう可能性があります。

3 雲海の種類
3つほどあるようです。(公式の解説はこちら
・太平洋産雲海
・トマム産雲海
・悪天候型雲海

雑誌などに載っている雲海は、この中の太平洋産雲海です。
私が見ることができたのは、トマム産雲海でした。
盆地に雲海がたまっているという感じで、
低い位置にできていました。



雲海テラスに昇るゴンドラから。
左端に見えているのが、
宿泊したホテルです。

星野リゾートトマムの
「ザ・タワー」ですね。

カラフルで面白い外観でした。





ホテルにズーム。

トマム産の雲海だと、ホテルより下くらいの高さに出来ていることが多いような気がします。









ゴンドラであがっていると、
ちょうど朝日が昇ってきました。

とてもすがすがしいです。













4 雲海の見られる確率

(1) 雲海が見られる日は49%。(公式HPより)

内訳は
太平洋産雲海の出現率…18%
トマム産雲海の出現率 …18%
悪天候方雲海の出現率…13%  です。(2015年7月現在)

そして、雲海が見られない日は51%
雨や風でゴンドラが運休になったりする日もありますもんね。


北海道に行く日程を決める時には、
だいたい2分の1の賭けをすることになりますね。

(2) 翌日の雲海予報

雲海テラスに行く前日にチェックすべきページがあります。
公式サイトで翌日の雲海予報をしているのです!!
トマムまで行ったら多少確率が低くてもどうせ一応テラスまで行くと思いますが、
まぁ確認してあげてください。(こちら

私はその予報が30%のときに
雲海を見ることができました。


私の行った7月12日は、見られる確率は30%でした。
まぁまぁな確率でしたので、たぶん大丈夫だろうとは思っていましたが、
実際、無事に見ることができました。

ちょっと思っていた雲海よりこじんまりしていましたが、
見られただけラッキーです。


ところで、公式サイトには過去の雲海発生状況が載っています。
これと、毎日の雲海仙人の報告を照らし合わせるとわかるのですが、
「雲海発生」の表示があっても、
それは薄い雲海だったり、すぐに消えてしまってたりする場合も含んでいます。
長い時間発生しているとは限りませんので、なるべく早くテラスに行きましょう。


なお、前日から情報をチェックしていたのでメモしておきますが、
7月11日は雲海発生の予報は40%でした。
予報どおり11日は雲海が発生しましたが、
運河のような薄めの雲で、5:45頃消滅したとのことです。
やはり、雲海が見たければ早めにテラスまで行かないといけません。

このように、予報が30%くらいでも、雲海を見られる可能性は十分あります。
ただ、あくまでも”雲海を見られる”可能性があるだけであって、
太平洋産の滝のような雲海が見られる確率ではありませんので、
がっかりされませんよう。


5 ゴンドラ乗り場まで行く手段
 (1)車でゴンドラ乗り場まで行く
   車で行ったという報告もあったので、おそらく乗り場近くに駐車場があるのでしょうね。
   私はバスで行ったので詳細はわかりかねますが。
   一番乗りしたい方は車が良いかと思います。
   といっても、ゴンドラが動く時間は決まっているので、
   始発のバスで行くのとそこまで違いはないように思います。

 (2)徒歩でゴンドラ乗り場まで行く
   夜明け前で暗いのでお勧めしません。
   まぁホテルの敷地内なのでそこまで危険ではないかもしれませんが…
   チェックインのとき、ホテルで敷地内の簡単な地図が貰えるので、
   それがあれば辿り着けると思います。

 (3)循環バスでゴンドラ乗り場まで行く
   星野リゾートに宿泊している人はたいていバスのようです。
   星野リゾートにチェックインするとき、こんな紙を受付でもらえました。

ゴンドラの案内です。
私が行った日のゴンドラは4:00運行開始。
ゴンドラ行きバスは3:50始発。

13日以降の時間は違うようなので、
ご自分が泊まられる日に受付で確認してください。


  ホテルの方に聞くと、始発はとても混むとのことだったので、
  3:30前に、バス乗り場に行きました。

  このチラシは罠ですよね。
  雲海情報が3:30からテレビで見れると書かれていたら、
  だいたいの人はそれを見てから部屋を出ますよね。
  それだと遅いのです。
  3:30を待たずに部屋を出るべきなのです。
 
  私たちは罠にかからずに(=テレビをみずに)
  3:30にバス乗り場に着きましたが、
  着いたときには既に6組くらい先客がいて
  あれよあれよと列が延び、
  3:40にはもうバス乗り場から最後尾が見えないくらいまで並んでいました。

  ほとんどの人はテレビをみてから部屋を出たんだろうなぁ…

  それにしても、こんな早朝からこんなにたくさんの人が…
  まだ暗いのにみなさんがんばりますね…
  私は公共交通機関で移動だからいいですけど、車の運転気をつけてくださいね。
  
  私が宿泊していたザ・タワーには、
  幸いなことにバスは2台で来てくれました。

  日中の星野リゾート内は循環バスが回っていて、
  私が泊まったタワーの前にリゾナーレという宿泊施設を通ってくるので、
  もしかして、この雲海テラス狙いの始発も
  まずはリゾナーレで大勢乗せてから回ってくるんじゃないかと危惧していたのですが、
  さすがにそんなことにはなりませんでした。
  ちゃんと空のバスで来てくれました。
  ここが始発のようです。

  しかも、タワーの方がリゾナーレよりゴンドラ乗り場に近いので、
  始発時間が同じくらいだと仮定すると、
  皆が素早く乗り込めば、リゾナーレの人たちより先にゴンドラ乗り場につけるでしょう。
  私のときは、僅差でリゾナーレからのバスより前を走ってくれていました。

  ゴンドラ乗り場では、いち早くチケットを買わないといけないので、
  バスの降り口近くに乗車するのもお忘れなく。

6 ゴンドラ乗り場では
チケット付の宿泊プランとかでない限り、
当日に乗り場近くの券売機で乗車券を買うことになります。

ゴンドラのある施設に入ってまっすぐ行くとゴンドラ乗り場に続く裏口?が見えます。
そのすぐ右手側(係の人がいるブースの向かい)に券売機があるので、
まずはそこに向かってください。
ここでもたもたすると、ゴンドラに乗るまでに10分程度の待ち時間が発生します。

ゴンドラはどっち向きに乗ってもいいですが、
私が行った時に、最初に雲海を視界に入れることができたのは、
進行方向逆向きに座っている人でした。
トマム産雲海で、低いところにできていたからです。

知らない人と相乗りの可能性もあるので、
そうなったら写真は撮りにくいですが、
ゴンドラの中で撮らなくても、山の上で撮れるので大丈夫です。

山頂のゴンドラ降り場で、上着を無料で貸してくれますので、
薄着で来てしまったら遠慮なく借りましょう。

7 雲海テラスでは
 雲海を眺めて楽しんだあと、ソファや椅子に座ってのんびりできます。
 ヨガに参加したりもできます。 
 

雲海ソーダ
雲海ココア  を飲みました。
(椿サロンで雲海ケーキも食べたし、雲海尽くしです。)

肌寒い時は雲海ココアのホットを飲むと良いですね。

売店で500円で売っているので、
雲海尽くししたい人は、ゴンドラ代の他に小銭も持って行きましょう。   

他のメニューはこちら



ポストカードをゴンドラ乗り場で貰えます。
ボールペンもテラスに用意してくれています。
せっかくなので実家に送りました。
(雲海テラスにあるポストに投函すると切手不要。)




売店で200円で別のポストカードを買えます。
私はポストカード好きなので、買っちゃいました。
これもここから投函すれば切手不要。





これが雲海ポスト。
赤くないポストはあんまり多くないので新鮮ですね。

売店で買ったポストカードと、乗り場で貰ったポストカードは
世界中どこでも無料で送ってくれるそうです。









こんな感じで、満喫できます。
帰りのゴンドラも少し並びますので、朝ごはんを早く食べたい人は、
少し早めに下るといいですね。

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