2015年9月9日水曜日

京都の長楽館カフェ 桜の時期の混み具合


4月に着物を着て京都に行きました。
桜の時期の京都です。
人人人。

どこのカフェに入ろうにも、並んでいたり騒々しかったりで
あんまり落ち着けないなぁと困っていたのですが
長楽館カフェさんはなんと、
全然混んでいませんでした。

待ち時間、なしです!
並びません!

八坂神社のすぐ近くです。
こちらが公式HP。

知っていないと入らないのでしょうね。
外観が気軽にお茶できる佇まいではないのです。

それもそのはず、
1909年に煙草王と呼ばれた方が迎賓館として建てたという
由緒ある、重厚な建物なのです。

もちろんカフェがメインではありません。
宿泊施設でもあり、結婚式を挙げられたりもします。

私の大好きな西洋風の外観で
中に入ると赤じゅうたんがお出迎えしてくれます。
明治のハイソサエティの人々がパーティしてそ~な内装です。


建物や家具調度品含めて京都市有形文化財に登録されているそうです。
席に案内されると、席の隣にあったキャビネットに
文化財だから触っちゃだめって注意書きがしてありました。

ほんとにテーブルのすぐ隣にあるです。
手を伸ばせば余裕で触れるのに、
好奇心を抑えられない輩を防ぐものといえばその小さな注意書きだけ。
えっ、文化財をめっちゃ普通にほんとの調度品として使ってる!!って驚きました。


私たちが通された室内は二階の窓際のような小部屋でした。
クラシックな雰囲気で、お昼だったからか外光がメインな感じで少し暗めな印象を受けました。
一般的な若い人が好きな感じとはちょっと違いますが、
レトロを好む方が好きな重厚な感じですね。



こちらは ウインナーコーヒー。
幸せです。
この薔薇のクリームをコーヒーに沈めるのです。
これのためだけに通ってもいいレベルで素敵です。




こちらは いちごのフィアンティーヌ 1,400円
またまた幸せです。
この素晴らしいお皿のアート。(良い呼び名はないものか…)
何度でも申し上げますが、
ケーキをそのまま出す店より、デコレーションしてくれるお店が好きなんです!!
満点合格!!


京都の喧騒も遠く、着物を着て優雅なひと時を過ごせました。
ゆっくり座れる空間はプライスレスです。
また行きたい。